外壁塗装で足場は必要?

塗装業者に見積りや相談をした場合、「足場代」という項目があると思います。

そもそも足場とはなんでしょう。

塗装工事や建物の解体などの外部工事を行う際に建物の周りをぐるっと、場合によっては屋根上まで囲ったパイプを組み立てたものです。

この足場には一体どんな役割があるのでしょうか。

丁寧に作業が出来る

足場があることにより、職人が無理のない体制で作業をすることができるため、効率的かつ迅速に塗装工事を進めることができます。

足場がない現場だと、不安定な中無理をして作業をするため、均一に塗装をすることが難しくなり完成は美しくない仕上がりになってしまいます。

職人の安全を確保できる

足場がない現場では、職人たちは危険な高所での作業を余儀なくされるため、作業効率が落ちてしまいます。

無理に作業をしてしまうと、転落事故を起こしかねません。

事故を起こさないためにも、足場は必要なのです。

飛散防止に繋がる

高圧洗浄の水しぶきや塗装の際の塗料の飛散、こういったものは足場に飛散防止ネットをかけることで被害を最小限に抑えることができます。

家主様や職人の安全だけでなく、こういった飛散防止による近隣住民や通行人へのトラブル回避へと繋がるのです。

当たり前のように設置されている足場ですが、実はすごく大切な役割を果たしてくれていました。

この記事で、少しでも足場のことを理解していただければ幸いです。