今回は柏市Y様邸で行った「軒天(のきてん)の塗り替え」工事をご紹介します。
■ 軒天ってどこ?どんな役割?
「軒天」とは、屋根の下にある“軒の裏側の天井部分”のこと。
家の外観を下から見上げたときに見える白い板状の部分です。
実はこの軒天、見た目の印象以上に大事な役割を持っていて…
・雨風から外壁や構造材を守る
・屋根裏の通気を確保する
・防火性を確保する(準防火地域などでは特に重要)
など、建物の長持ちに欠かせない“縁の下の力持ち”的存在なんです。
■ ご相談のきっかけ:
Y様からご相談いただいたのは、「家を下から見上げると、軒の裏が黒ずんできているのが気になる」ということでした。
近づいて見ると、表面には雨汚れとカビ汚れが混在し、塗膜が剥がれている部分も。
下地材そのものに傷みはなかったため、高圧洗浄+塗装によるメンテナンスをご提案しました。
■ 工程はシンプル。
作業は以下の手順で進行:
①【洗浄】
手作業と洗浄機を併用し、軒天の表面をしっかり洗浄。軒先の蜘蛛の巣や汚れも一掃。
②【下塗り】
下地がボード系の場合は密着力の高いシーラーを塗布。
③【中塗り+上塗り】
軒天専用の艶消し塗料で2回塗り。
Y様邸では既存の白系をそのまま活かし、明るく清潔感のある仕上がりに。
特に軒天と外壁・破風板の取り合い部分では、ローラーと刷毛を使い分けて細かく塗り分け。
遠目には気づかないような“プロの気遣い”が、全体の美しさに効いてきます。
■ 塗っただけで、こんなに違う!
塗装後、家全体を見上げると驚くほど清潔感がUP。
普段あまり意識しない部分だからこそ、きれいにすると家全体の印象がグッと変わります。
Y様からは「屋根とか外壁を触ってないのに、家が新しくなったように感じますね」とのお声をいただきました。
■ 豆知識:軒天塗装、見逃していませんか?
外壁や屋根のように「色あせ」が目立ちにくい軒天は、どうしても見落とされがち。
しかし実際には、外部からの湿気や熱気、汚れが溜まりやすく、劣化の早い部位でもあります。
とくに築10年以上のお家では、軒天に以下のような症状が見られたら塗り替えのタイミング:
・黒ずみやカビ
・塗膜の剥がれ
・シミやたわみ
・軒裏の通気口の劣化
塗装だけで済む状態であれば、比較的手軽に対応できるので、早めのチェックがおすすめです。
Y様、このたびはご依頼いただきありがとうございました!
外壁や屋根だけでなく、こうした細かな部分も丁寧に仕上げることで、全体の印象は大きく変わります。
「外壁ほど大がかりじゃないけど、気になるところがある…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください!
ペイントホームズ多治見店では、
柏市,流山市,我孫子市エリアで外壁塗装や屋根塗装、防水工事を行っています。
現地調査やお見積り、劣化診断、カラーシミュレーションも無料で対応!
戸建てはもちろん、アパート、工場、店舗など、どんな建物でも対応可能です。
「そろそろ塗り替えの時期かな…」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください!
お問い合わせは、フリーダイヤル:0120-928-463まで。