基礎補修と塗装、 建物の安定性を保ちながら美観向上!

基礎は、建物の重みや地震などの外部の要因を均等に地盤に伝える重要な機能があります。他にも地面の湿気から建物を守る役割も担っています。

建物と地盤のつなぎ目に位置しており、建物の重量を長期にわたり受け止めています。

そんな大切な基礎にひび割れが…!

どうやって補修をしたらいいのでしょうか。

今回は、基礎部分の補修と塗装についてお話していきたいと思います。

補修

補修には《リバコン工事》《Uカットシール工法》《ビックス工法》《アライド繊維シート》の4種類があります。

これらはどれも、ひび割れに効果的な修繕方法です。

塗装

基礎塗装により、「ひび割れが軽減され、外観が向上する」・「防水性が向上し、カビやコケの発生が抑制される」・「白アリの寄り付きが難しくなる」といったメリットが得られます。塗装によって吸水性を低減し、防水性を向上させることができます。同時に、かびやコケの発生を防ぎ、美観性を向上させることも可能です。

しかし塗装にはデメリットも存在します。

それは、塗装をすることによって「表面を塗装することで内部の劣化に気づきにくい」・「基礎の通気性が悪くなってしまう」・「塗装してもすぐに劣化する」といったことがおきます。

そのため基礎の劣化症状を見落としてしまい、早めの対応がとれないことがあります。

「見た目が良くなるから」という理由だけで基礎の塗装を行うと、内部の基礎コンクリートの異常に気付きにくくなります。外壁塗装と同時に行う際は、内部の大切な部分も慎重にチェックすることが必要です。まずは塗装!ではなく、きちんと業者に修繕の有無を判断してもらってから塗装を行うようにしましょう。