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塗料の種類と特徴を知って、長持ちする外壁塗装を実現しよう

外壁塗装を成功させるカギは「塗料選び」にあり!

外壁塗装といえば、見た目をきれいにするための工事だと思われがちですが、実は住まいを守る大切な役割も担っています。
雨風や紫外線といった自然のダメージから家を守るために、塗装はとても重要なんです。

でも、いざ塗装をしようとなったとき、「どんな塗料を使うか」で仕上がりや持ちが大きく変わることをご存じでしょうか?

塗料にはいくつかの種類があり、それぞれに

  • 耐久性(どのくらい長持ちするか)

  • 耐候性(雨や紫外線にどれだけ強いか)

  • 防汚性(汚れにくさ)
    など、さまざまな特徴があります。

つまり、どの塗料を選ぶかが、外壁の美しさと耐久性を左右する重要なポイントなのです。

この記事では、よく使われる塗料の種類やそれぞれの特徴について、わかりやすく解説していきます。
「うちの家にはどの塗料が合うのかな?」と悩んでいる方にとって、きっと参考になるはずです。

 

1. 外壁塗装に使用される主な塗料の種類

外壁塗装に使用される塗料は、主にシリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、遮熱塗料、無機塗料などがあります。

これらの塗料はそれぞれ特徴が異なり、塗装する場所や目的によって選ぶべき塗料が変わります。

 

(1) シリコン塗料

シリコン塗料は、外壁塗装で最も多く使用されている塗料の一つです。

耐久性や耐候性に優れており、比較的リーズナブルな価格で提供されることが多いため、コストパフォーマンスに優れています。

耐久性:シリコン塗料は、耐候性や耐水性に強く、特に紫外線や雨水に対する耐性があります。

このため、長期間にわたり外壁を保護することができます。

性能:雨水によって汚れを洗い流してくれる効果があり、防汚性に優れています。

メンテナンス:シリコン塗料は、耐久年数が8~10年になるので、定期的なメンテナンスが必要になります。

コストパフォーマンス:シリコン塗料は高品質でありながら、比較的安価で購入できるため、人気があります。

シリコン塗料は、コストと耐久性のバランスが良い塗料を選びたい方におすすめです。

 

(3) ラジカル塗料

ラジカル塗料は、比較的新しい塗料ですが、その優れた性能が注目されています。

ラジカル塗料は、紫外線や雨水からの保護力が非常に強いため、屋根や外壁に最適です。

耐久性:ラジカル塗料は、汚れを寄せ付けにくく、外壁を清潔に保ちやすいため、塗装の寿命が長いです。

特に、色の持ちが良く、色褪せを防ぐ効果が高いため、美しい外観を長期間維持できます。

性能:紫外線による劣化(チョーキング現象)を抑える性能があり、光沢(艶)が持続します。

メンテナンス:ラジカル塗料は、耐久年数が10~15年なので、定期的な点検などを行えば、再塗装の回数を抑えることができます。

コストパフォーマンス:フッ素塗料よりも若干低価格であり、費用対効果の高い塗料です。

ラジカル塗料は、コストパフォーマンスと性能を兼ね備えた選択肢として非常に人気があります。

 

(2) フッ素塗料

フッ素塗料は、シリコン塗料よりもさらに高性能な塗料です。

耐久性や耐紫外線性、防汚性が非常に高いため、長期間の塗装を実現できます。

耐久性:フッ素塗料は、一般的な塗料と比べて長い耐久性を誇ります。

20年近くも持つことができ、長期間にわたって外壁を守ることができます。

性能:汚れが付きにくく、外壁の汚れを簡単に落とせる効果があり、紫外線や雨水による劣化を抑えることができます。

メンテナンス:フッ素塗料は、耐久性、耐候性にとても優れており、耐久年数は約15~20年です。そのため塗装回数を抑えることができます。

コストパフォーマンス:フッ素塗料は、シリコン塗料やラジカル塗料よりも高価であり、高性能を求める方向けの塗料となります。

フッ素塗料は、耐久性と美観を重視した高性能塗料を求める方に最適です。

 

(4) 遮熱塗料

遮熱塗料は、外壁や屋根の温度上昇を抑えるための塗料で、熱の伝導を防ぎ、家の中の温度上昇を抑える効果があります。

耐久性:遮熱塗料は、耐候性や耐紫外線性が高く、長期間効果を発揮します。

性能:遮熱塗料は、夏の暑さを軽減し、家の中の冷房効率を向上させます。

これにより、エネルギーコストの削減にも繋がります。

メンテナンス:室内温度を快適に保つために定期的な点検を行うことが必要になります。耐久年数は約10~20年です。

コストパフォーマンス:長期的なエネルギーコスト削減を考慮すると非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。

遮熱塗料は、省エネルギーや環境対策を重視する方におすすめです。

 

(5) 無機塗料

無機塗料は、耐久性と耐候性に優れており、紫外線や風雨にさらされる外壁や屋根に最適です。

無機塗料は、一般的に鉱物成分が主成分であり、非常に高い耐久性を誇ります。

耐久性:無機塗料は、紫外線や酸性雨などの外的要因から強力に守ることができ、塗膜が劣化しにくいため、非常に長期間にわたって美しい外観を維持します。

性能:無機塗料は、石やガラス、ケイ素などの無機物を主成分としているため、不燃性、防汚性に優れています。そのため屋外や雨風にさらされる場所に使用されることが多いです。

メンテナンス:無機塗料は、耐久年数が20~25年くらいと言われています。そのため塗装回数を大きく減らすことができます。

コストパフォーマンス:無機塗料は、初期費用は他の塗料と比べて高いですが、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いと言えます。また、人体にも優しいため、使用しても安全性が高いです。

無機塗料は、耐久性と環境に配慮した塗料を選びたい方に最適です。

 

2. 塗料選びのポイント

塗料を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが大切です。

 

(1) 家の立地と環境

家が建つ場所によって、塗料の選択は大きく変わります。

例えば、海の近くや高湿度の場所では、防水性や耐腐食性を重視した塗料が適しています。

また、無機塗料は非常に高い耐候性を持ち、特に紫外線や酸性雨などの影響を受けやすい場所に最適です。

 

(2) 予算とのバランス

塗料の選定は、予算とのバランスも重要です。

フッ素塗料や無機塗料は高価格帯ですが、耐久性や機能性が高いため、長期的にはコストパフォーマンスが良いことがあります。

 

(3) 見た目の美しさ

外観を美しく保つためには、塗料の色や仕上がりも考慮する必要があります。

塗料を選ぶときは色あせに強く、長期間美しい仕上がりを維持することができるものを選ぶといいでしょう。

 

(4) メンテナンスの手間

塗料の選択は、メンテナンスの手間にも影響を与えます。

例えば、フッ素塗料や無機塗料は、長期間にわたって手間の少ないメンテナンスを提供します。

逆に、耐久性の低い塗料の場合は、定期的な塗り直しが必要となるため、手間やコストがかかることがあります。

家の外観を長期間美しく保つためには、塗装の劣化が早い塗料を避け、長持ちする塗料を選ぶことが大切です。

高耐久性の塗料を選ぶことで、頻繁な再塗装を避けることができ、トータルでのコストも抑えられます。

 

(5) 施工業者の提案力と施工方法

塗料を選ぶ際には、施工業者の提案力や施工方法も考慮するべきです。

信頼できる業者は、家の状態や地域の気候に合わせて最適な塗料を提案してくれます。

また、施工方法にもこだわりがあり、仕上がりに差が出るため、しっかりとした業者選びもポイントです。

 

まとめ:塗料選びで差がつく!外壁塗装を長持ちさせるためのポイント

外壁塗装を成功させるためには、「どの塗料を使うか」がとても重要なポイントになります。
見た目だけでなく、家の寿命や住み心地にも大きく関わってくるんです。

塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
たとえば――

  • シリコン塗料:コストと耐久性のバランスが良く、人気の定番

  • フッ素塗料:耐久性が高く、塗り替え頻度を減らしたい方におすすめ

  • ラジカル塗料:紫外線に強く、チョーキング現象(粉ふき)を防ぐ

  • 遮熱塗料:夏の室温上昇を抑え、冷房費の節約にも

  • 無機塗料:劣化しにくく、最も耐久性に優れたハイグレード塗料

中でも無機塗料は、汚れにくさ・色あせにくさ・紫外線への強さなど、あらゆる面で優れた性能を発揮。
長くきれいな外観を保ちたい方や、メンテナンス回数を減らしたい方には非常に魅力的な選択肢です。

家の立地(海の近く・交通量の多い場所など)や築年数、予算によって最適な塗料は変わってきます。
「何を選べばいいかわからない…」という方も、プロの目線からご提案いたしますのでご安心ください。

自分の家にぴったりの塗料を選ぶことが、外壁塗装の満足度を大きく左右するカギになります。
納得のいく仕上がりを目指すためにも、塗料選びからしっかりとこだわってみましょう。

 

 
監修者の顔写真
著者:中山 優紀(営業事務員)

塗装店で10年以上営業事務を担当しています。お客様からのご相談やお問い合わせ対応をはじめ、スムーズな塗装工事の進行を支える窓口として活動しています。お客様の不安や疑問に丁寧に向き合い、安心して塗装工事を進めていただけるようサポートしています。最新の塗装知識や施工事例をもとに分かりやすい情報発信を心がけています。

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