パネルとパネルのつなぎ目に使用されるコーキング材。シーリング材とも呼ばれます。

コーキングは、地震などの揺れから建物を保護する役割を果たすだけでなく、窓周りのサッシにも施されています。

このコーキングにも勿論、ひび割れや剥離などの劣化症状が出てきます。

そこで、気になるのはやはり費用に関することですよね。

今回は、コーキングの費用についてお話していきたいと思います。

コーキング工事には2種類の方法があり、『打ち替え』と『増し打ち』があります。

コーキング工事は通常、長さ(メートル)単位で料金が計算されるため、必要な合計長さが長ければ費用も相応に増加します。

特に『打ち替え』を行うと、既存のコーキング材を撤去したのち、新しいコーキング材を補填するのでその分料金が高くなります。

【打ち替え費用 700~1.300円/m】

【増し打ち費用 400~ 800円/m】

しかしここで注意なのが、全て打ち替え・全て増し打ちにすればいいじゃないか、というのは間違いです。

基本的には、打ち替えのほうが、古いコーキング材を全て撤去したのち新しいコーキング材にするため耐久性や防水性に優れています。

ですが、工事をするにあたり、それが不向きな個所もあります。

コーキング工事を行う際は、きちんと業者に説明を聞き、その場所に適したコーキング工事を行っていただきたいと思います。